横須賀功光の写真魔術「光と鬼」

VIEW2005-11-29

2003年1月に65歳の若さで急逝した横須賀功光のキャリアを本格的に振り返る写真展です。
横須賀功光は1937年横浜生まれ、1961年日本大学芸術学部写真学科卒業です。在学中から、資生堂の社内報の仕事に就き現代的で斬新な広告表現で注目を浴びました。卒業と同時にフリーランスとして活動を始め、その後、40年余りにわたって優れた広告作品を残しました。 1983年には日本人初のイタリアヴォーグ、ドイツヴォーグ、フレンチヴォーグのフリーランススタッフカメラマンになっています。
一方、写真作家としても、60年代に「モード・イン」「黒」「射」「亜」「壁」、80年代に「小夜子」「月」「光銀事件」、90年代に「エロスの部屋」「時間の庭」「光学異性体」を発表しています。
本展では、常に写真表現の可能性を追求し、あらゆる撮影技法と技術を駆使してきた横須賀功光の芸術性の高いオリジナルプリントが展示されます。