笑い展:現代アートにみる『おかしみ』の事情

VIEW2007-02-09

日本美術の中には意外にも多くの「笑い」があります。本展は、土偶や埴輪などの考古遺物から20世紀初頭までの未紹介作品を含む絵画、木彫を展覧し、日本美術における「笑い」をユニークな視点で探る展覧会です。紀元前数千年の土偶から始まり、ユーモアを基調にした寒山拾得図に、20世紀の岸田劉生「麗子像」が対比されます。中世から近世の絵巻に続き、若冲ら、近年注目が集まる18世紀京都の画家たちの「笑い」の数々。江戸庶民信仰の宗教者が「手段」として用いた「笑い」の造形も注目です。
http://excite.japandesign.ne.jp/event/news/8908061204/